およそ3か月前、当ブログにて、KARINで保護した生後2週間ほどの子猫について書かせて頂きました。
スタッフが連れ帰り、一件落着、
のはずだったのですが、実はまだ兄弟と思われる子猫が、その後新たに3匹発見されていたのです。
機械室の地下から、オイルが付いた状態で泣き叫ぶ子猫3匹(現在は既に侵入経路を特定し完全封鎖済み)。すぐに洗って、ミルクを飲ませた後、飼えるスタッフを探しました。
無事一匹はスタッフが連れ帰ったのですが、もう二匹は、連れ帰れるスタッフが居らず、仕方が無いので、スタッフみんなにお願いして、親戚や友達などで、猫を飼っても良い、という人がいないか、探すことにしました。
しかしながらその飼い主が見つかるまでの間、放置するわけにもいきません。
というわけで、
メカニックの小屋に、急ごしらえの猫ハウスを作り、2~3日保護することになったのです。
まだ生後3週間程で、自分で排泄も出来ない、食べ物も一定の温度に温めた猫用ミルクを数時間おきに飲ませなければならない、という状態。
ほぼ全て私が世話をしましたが、この小さな子猫たちの、想像以上の飼育の大変さには驚かされました。
Youtubeなどで、子猫かわいいなあ、自分も猫飼いたいなあ、なんてただ思っていましたが、今は猫の動画を見ると、飼い主の方の大変さの方が透けて見えるようになってきました。
それでも、ミルクをよく飲み、元気になっていく姿を見ると、嬉しくなり、その可愛い姿をついつい、いつまでも眺めてしまったものです。
動物病院にも連れていき、ノミ取り、寄生虫除去の薬、爪切りなど、飼育してくれる人に安心して貰ってもらえるように、その辺りの事も済ませた後、
スタッフの妹さんのご一家が引き取ってくださり、今はこうして幸せに暮らしているとのことです。
時々私に動画を送ってくれたり、ワクチン接種の為に誕生日を確認されるなど、かなり良い方に貰われたと感じています。
ちなみに、この子たちの誕生日を逆算してみたところ、推定ではありますが、なんと私と同じ誕生日であることが発覚しました。縁って不思議ですね。
短い間ではありましたが、猫を育てるということは、強い意志と大きな愛情が必要なのだということが今回良くわかりました。猫を育てながら、まるで自分が育てられているかのようでした。
でもそれは猫に限らず、趣味だったり、人付き合いもそうですが、育むものはすべて同じことなのかもしれませんね。
色々と経験し勉強になった上で、改めて考えてみると、それでもやっぱり、いつか自分でちゃんと猫を飼いたいと思った私は、真正の猫好きだということが今回よくわかりました。
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