それは、突然の出来事でした。
オフィスでフル稼働していたこちらのプリンターから、黒色が全く印刷されないというトラブルが発生してしまったのです。
インクは十分入っているのに、クリーニングをかけても何をしても何故か黒だけ全く印字されないのです。
黒が出ないとなりますと、もはやプリンターとして全然使い物になりません。
修理の前にインターネットで、タイでのプリンターの故障&修理事情について検索してみましたら、
「お店に行って直ると言われたので修理に出したら、何日かかっても戻ってこない」
「大した故障でもないのに数千バーツという凄い高額な修理代を払わされた」
「電気屋さんに持って行ったけど修理を受け付けてくれなかった」
などなど、空恐ろしくなる事ばかりが書かれているではありませんか。
こんな時に頼りになるのは現地に精通した人、
【タイ人のガイさん】
我々KARINの日本人スタッフの、あらゆる困り事を解決してくれる心優しい肝っ玉母さん的存在です。
「ガイさーん!」
困った時にはいつもこの一言で助けに来てくれます。
プリンターが故障したことを伝えると、早速お店に連れて行ってくれました。
【レムトンさん向かいのTops market内3階にあるP.ink serviceさん】
Google Map
こちらはプリンターの専門店。
【各種プリンター】
【プリンター用紙】
【各種インク、カートリッジ】
プリンターに必要なものはすべて揃っています。
そしてお店の方に故障したプリンターを見てもらうと、
カートリッジを取り出し、注射器でその中のインクを排出し始めました。
すると中から、
黒い、生キャラメルのようにドロドロしたインクが沢山出てきたのです。
どうやらこれがカートリッジ内に入っていた為、黒いインクが全く出なくなってしまっていたようです。
こちらに新しいインクを注入してカートリッジの中身を洗浄してもらい、
外付けのインクからカートリッジにインクを送り込む為の、プリンター用連管チューブに残った古いインクを吸い出し、
いざ印刷!
こんなに綺麗に印刷されて出てきました!
私は感動のあまり気が付いたら、
【全員で記念写真を撮影していました】
お値段は新しいインク代と、連管ケーブルの摩耗した部分の修繕、カートリッジの修復など含め総額1000バーツでした。
今回学んだことは、ネットの情報よりも、信頼できる身近なタイ人の情報の方が遙かに価値が高い、ということでした。
ガイさんくらいに現地で頼れる存在になりたい、そんな思いがプリンターの故障によって生まれたのでした。
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