病院で日本語が通じる窓口【もしもしセンター】@サミティベート病院
先日、風邪をひいてしまい、サミティベート病院を訪れました。
“サミティベート病院には日本人用の窓口がある”
という知識は持っていたのですが、実際に利用するのはこの日が初めてでした。
新館の正面玄関のカウンターで日本人用窓口について聞いてみたところ、看護師さんがわざわざ案内して下さいました。
【もしもしセンター】
こちらの受付でパスポートと保険証(持っている場合)を渡すと、日本人と流暢な日本語が話せるタイ人のスタッフが、現在の病状について聞いてきます。
タイ人のスタッフさんにもかなり複雑な日本語を理解して貰えます。
そこから適切な科に連絡してもらい、その後はお薬をもらって帰るまで通訳としてアテンドしてもらえるのですが、待ち時間が長い時などには、
【日本人相談窓口(12階)】
こちらで日本語のわかる医師の先生に簡易的な診察をしてもらえます。
こちらの待合室には日本の新聞、雑誌、漫画などが置いてあり、快適な環境が整っているのですが、何よりも目を引くのが、窓からの景色です。
【山の景色】
【海の景色】
シラチャの街中にあるサミティベート病院の看板には、
“海が見える病院”
というキャッチコピーが書かれていますが、実に素晴らしい眺めです。
山の景色も海とは違った趣があり、待合室から景色を眺めているだけで心が洗われるようです。
病は気から
といいますが、この眺めの良さに癒されることで、気持ちも少し前向きになる事が出来、この癒しの効果はとても重要な要素だなと身をもって感じました。
また、入院先の病室からの眺めも素晴らしいとのことです。
日本人相談窓口、というだけあり、医師の先生も一部の看護師さんも日本語が堪能で、適切な診察をして頂いた後、大量のお薬をもらう事が出来ます。
【500mlのペットボトル6本分ほどの紙袋にパンパンに入れられた各種お薬】
やはり日本人相談窓口では簡易的な診察になるので、貰えるお薬も結構大雑把です。
ですので出来れば多少待っても専門の科で診てもらう事をオススメ致します。
しかしながらこうして病院で診てもらえたことにより、お薬の力で翌日にはすっかり元気になりました。
言葉の壁もなくスムーズに見て貰える大病院。
病気になってみてそのありがたみを強く感じたのでした。