【ゴルフ事故】ドライバーショットが側頭部を直撃!!の大騒動
9/26(日)の朝8時30分頃の事でした。
場所は最近特に大人気のプレザントバレー。
早朝割引で1,650Bと、価格も安く、天気も大雨予報のはずが、当日は小雨のち曇り状態という、最高のコンディション。
一緒にプレーしたお客さんの中に超晴れ男の方が居り、後半は日差しが差し込むのではないか、なんて言いながら、凄い楽しくプレーをしておりました。
そんな中訪れたのが、魔の8番ホール
本来であれば、Par3の浮島チックなワクワクホール。
そこに来て、なんと特別イベントで、ホールインワンをしたら1万バーツがもらえちゃう、という、ゴルファー心理を鷲掴みにするBIGイベントが開催されており、当然、全員でエントリーしました。
ティーグラウンドで、さあ如何にホールインワンを決めるか、会議をしていた時の事でした。
ゴンッ。。
左側頭部に、大きな鉛のようなものが激突したような感触。
即座に聴力を失い、キーンという大きな耳鳴り。
意識が飛びそうになりながら、K-1のハイキックを食らってダウンした選手みたいな感じで、その場に倒れました。
血がたくさん吹き出し、
(ああ、これが自分の最期の瞬間になるのかもしれない)
と悟り、
(なんかよくわかんないけど、楽しい人生だったなあ)
と、何故か心地よく、穏やかな気持ちで、自らの死ぬ可能性を受け入れていたのでした。
心配してくれる、一緒にプレーしたお客さん、ずっとケアしてくれたホールインワンのイベントガールのお姉さん、ぶつけてしまったタイ人男性とそのお父さん、その他、どこからかたくさん集まって来てくれた人たち。
こんなにみんな心配してくれるなんて、ここで逝くならそれはそれでめっちゃ幸せかもしれない、なんて思っておりました。
その後、救急車が呼ばれサミティベート病院へ。
しばらく歩行不能になり、3日間入院生活をしておりました。
ぶつかった球は、前の7番ホールのティーショットが、ちょっと左に逸れたことで、丁度私の側頭部を直撃することとなってしまったのでした。
こんなのはむしろ、当ててしまった方が災難だったと、ヘタクソプレーヤーの私は同情の気持ちが湧いてきてしまいます。むしろ当たる方でよかったとさえ思いました。ホールインワンよりレアな確率で、故意ではない傷害事故の犯人になるという、最悪な未来が訪れてしまったのですから。
そして何より、一緒にプレーしたお二人に当たらなくて本当に良かったです。
むしろ、こんな衝撃的な出来事を、至近距離で目撃してしまったお二人がトラウマになっていないか、そこが心配です。もし逆の立場だったら、めちゃめちゃ色々考えてしまって、しばらく寝れなくなってたでしょう。
そういった意味では、ぶつけたタイ人男性のお父さんが、私の手を握りながら、もう錯乱状態でずっとタイ語の念仏を唱えて下さっていました。誰よりも絶望状態であろう中、奇跡を起こそうと仏様の召喚にトライし、結果的には、脳内出血や後遺症は残らず、4針縫うだけで済んだのでした。
こちらの写真の通り、もし少し下に当たって骨のないこめかみに当たっていたら、また、少し横にずれて眼に当たっていたら、と考えると、不幸中の幸いの、幸いの部分が今回は非常に大きかったと感じます。
この幸運はすべて、ぶつけた男性のお父さんの念仏のおかげだと思っています。
手術台やCT検査費等、諸々約10万B程、全額、会社で入ってくれていた保険で支払われましたが、こういったことも含めて、人の命の重さ、自分の命がどれだけ大切に守られているのか、そういったことが身に染みてよくわかる体験でした。
大きな事故や病気は、その多くが突然訪れます。
他人事だと思っていたことが突然、自分の身に降りかかる。これが人生なのだなと思うのです。
大切に守られている命だからこそ、備える責任がある、と、保険のセールストークみたいなことを申しますが、ぜひ、日々の健康やスポーツ・レジャー時のリスク管理はしっかりと行ってください。
今日までしばらくお仕事をお休みし、目まいの回復につとめておりましたが、抜糸も終わり、ほぼ全快状態まで回復しましたので、ここからまた勤労に励みたいと思います。
【傷口、結構キレイに塞がりました】
皆さんほんと、ゴルフ中のケガには十分に気を付けてくださいね。
この度ブログ村に登録致しました。
応援頂けると幸いです!