親友、カイ君との別れに思う事
シラチャの特殊なところは、何といっても、頻繁に別れが訪れることですね。
この一年半で、もう何十人を見送って、何十回清らかな涙を流してきたことでしょう。
海外赴任には任期が付き物。
長くても大体およそ3年から5年で、殆どの方が日本へ帰って行かれます。
海外という、孤独に陥りがちなこの特別な環境下。
ここでの出会いはかけがえのないものがあり、一つ一つの繋がりに大きく支えられる分、別れの際のやりきれなさは計り知れないものがあります。
そんな中、先日、一緒に手品ショーをしたり、劇をやったり、なんか、
とにかく色々お世話になっている、
シラチャのスーパースター、鈴木ひろえさんが突然、KARINにお越しくださいました。
【一番左の方がひろえさんです】
「日本に帰ることになりました!!」
一瞬、何言ってんの?と思いました。
「どうしたんですか?」
と、あまりの動揺で、つい噛み合わないお返事を返してしまったのです。
「息子のカイが日本に帰ることになったんで挨拶に来たんです。」
仕事中でなければ、膝から崩れ落ちていたことでしょう。
その瞬間、カイ君との何気ない思い出が頭の中を巡りました。
歌ったり、踊ったり、花火見たり、将棋したり。
いつもそこにいるのが当たり前だと思っていたカイ君。
本当に何気ない思い出の数々が、別れの際になり、とてつもなく尊い出来事だったと、今更ながら気付かされたのです。
しかしながら、別れの寂しさよりも大きいのは何より、出会ってくれたことへの感謝でした。
色んな人に出会って、ずっと幸せでいて欲しいです。
この先、KARINでも親しくなったお客様との別れが待ち受けているわけですが、ひとつひとつの素晴らしい縁を、一日一日大切にしていきたいと思います。
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